今物凄く疲れてしまっておりますが、今日は頑張ってブログを書きたいと思います。何で疲れ切っているかもこの後書きます。
目次
私はHSS型HSPでした。今とても疲れ切っています。
まずは簡単にHSPについて
私がHSPだという事を知った、つまり自覚したのは今から4年くらい前だったと思います。
どういう経緯か忘れましたが、下記のHSPの本を読んで色んな事が腑に落ちてとても楽になりました。
それからは自分はHSP、HSPとは”Highly sensitive person(ハイ・センシティブ・パーソン)”の略でこちらのサイトで詳しく説明もありますが、要するに人より色んな事を感じやすく、そのため沢山の情報が入力されてしまうため繊細で疲れやすく生きにくい人たちの事です。
上に紹介したサイトに色々な症状がありますが、私もかなりの部分が引っかかります。
- カフェインに敏感
- 人の感情が読めて(想像してしまう)めんどくさい
- 暴力や残酷的な描写がある映画やドラマのシーンは早送りして見ないようにする(脳に焼き付いて数日間苦しむため)
- すごく良い曲を聴いたら「自分はこの曲を聴くために生きて来たんだ」と思ってしまう
- 風船が大嫌いで触れない
- 寒いのが大の苦手…熱いのは結構大丈夫
- 冷蔵庫や時計の音が気になる
- やりたい事が出来たら色々調べまくる
- 思いついたら自分でやってみないと気が済まない
- 何でも上手になるためには質より量(特に最初は)が大事と思うため、完璧を最初から望む人とはそりが合わない
- 人生はドラゴンクエスト(冒険)だと思ってしまう。そして一番楽しいのは冒険の出だし(アリアハンからドキドキ)だし、レベル上げにハマって、その後めんどくさくなって飽きて終了パターンが何でも多い
…例を挙げてもキリがありません。
とは言え、HSPは人口の20%くらいいるそうで、特別選ばれた優秀な人という訳でもなく病気でもありません、単に気質です。
HSPに向いている仕事なら力を発揮できるかもしれませんが、世の中の多くの仕事はHSPに向いている訳ではないので仕事が優秀なわけでもありません。むしろ、苦しみの方が大きくてとても疲れて生きにくいため皆苦労していると思います。
まぁ、あんまり細かい事はここでは置いておいて最近更に強く自覚した事があります。
私はHSS型HSPだった
HSPは大抵は内向的な人が多いです。インドアの趣味を楽しんだり、一人でも全然平気どころか一人の時間はとても大切です。
私が結婚願望がありながら結局独身で諦めたのも、一人暮らしが快適過ぎるのも、HSPの要素があるからなのだと思います。
ただし、HSPでも更に30%くらいの人は”HSS型HSP”なのだそうです。私もこちらのサイトでチェックしてみました。そうしたら13個該当しました。男性は13個以上がHSS型という事らしいので、それほどHSS要素は強くはありませんがHSS型に該当しました。
HSS型というのは内向的でブレーキを踏みがちな気質なのに、好奇心旺盛で刺激も好み、人当りも嫌だけど普通にこなせるという特殊タイプだそうです。詳しくはこちらのサイトをどうぞ。人口の6%(HSP20%×HSS型30%)ぐらいが当てはまるようです。
このタイプは、よくブレーキとアクセルを同時に踏んでいるタイプと呼ばれるそうです。主な特性はこちらのサイトでも詳しく書かれており、該当する方は勇気を貰えます。
私も自分が優秀だとか選ばれた人間だとかは思っていませんが、確かに他人より器用にこなせる事も多いですし直感が当たる事も多くあります。もちろん情報量が少ないと外れるし、情報を得る事で考え方もどんどん変化していきます。悪く言えば影響されやすいです。
また超飽きっぽくてある程度自分の想定レベルが実現出来たら興味を失い次の面白い事を探す癖もあります。今で言えば不動産投資ですね。ある意味でかなり危険な性格です。
そこで、下記にHSS型HSPだからだったのかと思える例を挙げたいと思います。
HSS型HSPの行動例
今まで私が突然思い立って準備もせずにやった事です。
- 17歳 小室哲哉に憧れてシンセサイザーを買ってもらう。小室哲哉の曲をコピーしてみたが面白くないので、その後はオリジナル曲を作り出す。才能はなかったようだけど20年ちょっとで700曲くらい作って今も継続している
- 26歳 仕事をパワハラで辞めざるを得なくて、ニートの時に自転車で日本一周している人に憧れて自転車を買って長野県をスタートするも直江津まで約150キロくらい走って海を見たが膝を壊して3日でリタイア
- 26歳 自転車は無理だと分かったので、歩くなら出来ると思いテントを買って四国88箇所お遍路に挑戦。テントが重すぎて早々に送り返すも39日間で約1100キロを走破。15日くらいは野宿にも挑戦した
- 27歳 遍路が終わったら屋久島の縄文杉を見に行きたくなったので車中泊で観に行く。冬ではあったけどまさかの大雪の中で縄文杉に出会えた。また屋久島では日本一周中の尊敬するなりすけさんと一緒に数日過ごし、鮮度の良い生サバの刺身に感動!
- 32歳 琵琶湖を自転車で一周したくなり練習もせずいきなり挑戦。案の定1日目で膝を壊したが、自転車を蹴り乗りしながらなんとか北湖は1周達成
- 33歳 能登半島をコペンで1周したくなりドライブ旅。思い付きで家族の名前を入れた輪島塗の湯のみを6万で買って後悔…
- 37歳 会社の先輩にスポーツジムの体験チケットを貰って初めてジムに行く。エアロビクスとズンバにハマりまくって自分でイベントを開催したりした。でもイベントが終わって好きになった人にフラれたらやる気がなくなり、また飽きてきたのでジムをやめた
- 39歳 オープンカーで瀬戸のしまなみ海道を走りたくなり3泊4日で約1600キロをコペンで走破。基本的に運転は嫌いなので疲れ切った
- 40歳 旅猿の影響で海外に行ってみたくなりグアムに一人旅。飛行機が大嫌いで怖かったけど何とかクリアー。25年ぶりくらいに体験ダイビングで海に潜った
- 41歳 スキューバダイビングのCカード(いわゆるライセンス)を旅猿の影響で取得。大嫌いだった海の素晴らしさを知るが、今でも海に入りたい気持ちと入りたくない気持ちが葛藤中
年齢はちょっと適当ですが、今思い浮かべただけでもこんな感じです。共通しているのは思いついたら準備もなしですぐにやるけど、すぐに飽きるという繰り返しです。続いているのはDTMの作曲だけです。作曲については才能はないようですが器用なので何となく作れるんでしょうね。また音楽に感動するHSPとは相性が良い趣味です。
器用なので色々何となく出来たりしますが、器用さだけでは出来ない運動系などは苦手みたいです。継続する努力も苦手。
旅やスキューバダイビングについてはカテゴリーにありますので興味がある方は読んでもらえると嬉しいです。
絶えず異なった正反対の性格がぶつかり合っている
上の例はHSS型の特徴である好奇心やすぐに行動という性格の結果です。でも、HSPでもあるので本当は不安な事などはやりたくないのです。
でもHSS型の思考の時に宿の予約などをしてしまうので、遅れてHSPだから不安な事は念入りに調べたり、行きたくない心を押さえたりと葛藤して出発日を迎える事もしばしばです。
これが本当に疲れる!!
”やりたい気持ち”と”やりたくない気持ち”の間でずっとウロウロ行ったり来たりしているのです。
例えば、昨日今日で無理やり1曲作りました。でもね、作曲活動は超疲れるのです。脳がとろけるし、作った日は興奮しているので熟睡も出来ません。だから作曲はしたくないのです。でも一方でHSS型が「もしかして今日作ったら音楽人生変えるくらいの名曲作れるかもよ!やりなよ」って言うんです。だから仕方なく嫌だけどやります。だけど昨日今日は混とんとしてイマイチな曲でした。
本当は、作ったらしばらく間を空けて脳をリフレッシュさせなきゃいけないのです。その方が良いに決まっているのです。でも脳が作曲出来た時の快感を忘れられなくて再現を求めるのです。はぁ、、、疲れるよ。
あまり細かくは書きませんが、仕事でもそうです。色んなアイディアなどが次から次へと浮かんできてしまうので抑えるのに必死です。現場の底辺平社員のアイディアなんて求められてもいません。だから日頃からなるべく情報を入れずに生きようと思っています。
テレビや新聞も不要です。情報を知りすぎると疲れるのです。知らないで良いなら知らない方が楽に生きれるのです。
先日も幸楽苑に行って味噌野菜ラーメンを食べようと思ったら、チョコラーメンなるものがありました。いや、チョコラーメンって気持ち悪い、俺は今お腹が減っていて普通に美味しい味噌野菜ラーメンが食べたくて来店したんだ!
、
、、
、、、HSS型のバカーーーーー(涙)
んん、案外普通の味だな。不味くはないぞ。もう一度はないかもしれないけど食べてみて良かったかも…
という事で、HSS型HSPの心の叫びでございました。