昨日夜にすごく適当ですが1曲作りました。これで今年の目標の1カ月1曲ペースは11月分まで達成しました。
1カ月に1曲は日々たくさん作っているクリエイターからすれば話にならないレベルだと思いますが、41歳の現在の私ではちょうど良いペースです。
創作は中毒なのであまりのめり込むと自分のハードルが上がってしまい作れなくなり、作れない事がストレスになるという悪循環に陥りがちです。
1カ月に1曲ペースなら作りたい時に作るというスタイルで出来るので楽なんです。とは言え、自分でも驚いていますが、曲の質は良くなり続けている(と自分自身では思う)おり、今年作った11曲はどれも過去の曲よりも良い物ばかりです。
それで思う事があり記事にしました。
機材や音源を増やすのはやめよう!音を揃えるても無駄!今ある音で作れるはず
今年作った曲には共通する点があります。
- 器材を何も買っていないので使用する機材や音源は全く同じ
- サンプリングCDもvengeanceの過去買ったものだけなのでドラムループ音源も全く同じ
- ソフトシンセも同じ
- BPMも140と同じ←これは本当は買えた方が良いと思いますが個人的に好きなテンポだという事と、ループ音源のBPMも140なので楽
要するにシンプルな音楽制作環境と音源で、何も変化がないのでパソコンを立ち上げたらすぐに音楽を作れ、もしイマイチ気分が乗らなければすぐやめれば良いという環境なのです。
昔は作れないと器材のせいにしがちで、Roc〇 oN Co×panyなんかで紹介記事に踊らされて高価なシンセサイザーを買ったり、オークションで買って売ってを繰り返したりしていました。20年間で200万くらい買ってます。
でも、その当時の曲はイマイチな曲も多く、無駄にお金だけを浪費していただけです。今でもほとんど使っていないハードシンセサイザーが実家で放置されています。
私が使っている音源はシンプルで、①cubaseの付属音源②ベース用のminimoogのエミュレーションシンセのThe Legend③リードなどのAVENGER④初音ミクだけです。
今年の曲の質が上がったのは④の初音ミクの影響も大きいです。以前もガイドメロはシンセで入れていましたが、初音ミクで歌わせるために、よりメロディを大切にするようになり、また歌詞も適当だけど作りだしました。
器材を増やすなという趣旨の記事ですが、初音ミクを使っていない方は初音ミクは挑戦してみても良いと思います。生のボーカルにこだわっている方でもやってみたら結構楽しいかも。
ちなみに、現在はボーカロイド5になっていて、ボイスバンクとして初音ミクV4を買う必要があるようです。詳しくはこちらの公式サイトをご確認ください。セットで買うと少しお得なようです。
もちろん作っている音楽がエレクトロで必要な音が少ないのもありますが、超快適です。しかもエフェクトで音をぼやかすのも嫌いなので最終的にwavesのL3で音圧を上げて終わりなのでCPU不可も低くパソコンのスペックにも困りません。
もちろんプロじゃないので自分が聴いて気持ち良ければOKな状況だからこそなんですがね。プロの方は次にまた依頼が来るように僅かな完成度を上げるために多額の投資をするのは仕方ないと思います。ただ、曲の良し悪しはプロだろうがアマチュアだろうが、器材の良し悪しはあまり関係がありません。
何十何百トラック使って細部まで凝りに凝った曲でもクソはクソだし、ピアノだけの弾き語りでも神曲になります。まぁプロは神曲に更にお金を掛ける事で、より高みを目指しておられるのだと思いますが…
話が逸れました、言いたい事はそういう事ではなくて、作れないことから逃避するために器材を買っても意味は(解決し)ないよという事です。
むしろ、最低限の器材を持っていて作れないなら、旅行にでも行って気分転換したり、音楽を作るのはしばらく放置して忘れるのが良いと思います。今はプロで音楽で食べていくのは一部の天才以外厳しいし、YouTubeなどで発表の場があるのでレコード会社に固執する必要がない時代です。
私?
私は作曲で食べていける才能はありませんでした、悲しいけれど。
だけど、”作曲は一生の友”なので低コストでずっと続けていきますよ。だって自分が気持ち良いと思い作った曲だから、出来た曲を一番好きなのも自分だしね。死ぬ時は自分が作ってきた数百曲を聴きながら死にたいですね。
ゴミ曲ばかりですがよろしければYouTubeで少しだけ公開しているのでこちらからお聴きください。