過去の曲を復活させるぞ!&チャゲアス騒動に思う事

今日は休みだったので、実家に過去作曲した曲データを取りに行っていました。理由は新曲が最近作れないのと、気分を変えてお気に入りの過去の名曲(!?)に初音ミクでボーカルを入れつつアップデートしてYouTubeで公開するためです。

目次

過去の曲を復活させるぞ!

私の現在使用しているDTMパソコンはmacbook proです。DTM用のパソコンとしては3代目です。過去2台は自作のwindowsデスクトップパソコンでした。

  1. 1代目 2009年7月~2013年12月 Cubase5
  2. 2代目 2014年1月~2017年12月 Cubase7
  3. 3代目 2018年1月~現在 Cubase9

おおよそ4年に一度パソコンと合わせて愛用しているDAWソフトのCUBASEをアップデートしているイメージです。ちなみに費用的にはパソコン10万+cubase5万という感じですが、macbook proは20万しました…高い!現在のシステムについては下記をご覧ください。

今回復活させたい自分の曲は1代目のDTMパソコン時代に作った曲です。今から10年前くらいの曲達ですね。私が自分で脂がのっていたと思う創作ピーク時期の曲達で、今と比べても客観的に良いか悪いかは別として曲にエネルギーがありました。ぶっちゃけると、今ではもう同じ風なのは作れません。

データを移行する作業

初代DTMパソコン。飾り気なし!

【移行する前提】

  • 音色は捨てる⇒同じ音での再現は無理。使っていたハードシンセは持っていないし録音もしていない。ソフトシンセは現在のOSにアップデート不可。別に再現する必要はなく現在のシステムでカッコイイ音に作り直します
  • 大事なのはリズムのサンプリング音と演奏のMIDIデータ⇒リズムで使用したサンプリング音源は基本的にそのまま使用します。曲を特徴付けている大きな要素なので。また演奏のMIDIデータさえあれば簡単に音も変えられるし弄れます

画像とか撮影しなかったので簡単に解説します。詳しくはググってください。

Cubaseの機能でファイルタグに『プロジェクトのバックアップ』という項目があります。その機能は古いCubase(5にはありました)にもありました。

それを使ってバックアップファイルを作り、新しいパソコンにデータを移動して読み込むだけです。細かい設定や音色などはエラーが出ますが無視して、そのデータを元に再構築していく感じです。

下のブログさん達でも紹介されていたのでリンクします。

データを読み込んで音が出ない時

実際私もデータを読み込んでみたら音が出ませんでした。

ミキサーの各トラックの音も全く出力されていないようでしたので入出力ポートの設定だと思い、スタジオ設定を見てみたら案の定出力バスのデバイスが未設定になっていました。

それで使用しているオーディオインターフェイスを設定したら無事音が出ました。詳しくはこちらのブログ記事を参考にしてみてください。

これで先日公開した下記の『Local Summer Vacation feat.初音ミク』も再構築しました。ちなみにこの曲は2代目のパソコンからですが。

過去の曲達も資産!?

私にとっては過去の曲ですが、公開して聴いていただく方にとっては過去も現在もなく私の新しい曲です。私はクリエイター脳になってしまっているため基本的には過去作った物には興味を失いがちで、常に新しい物を作ろうという意識が強かったりします。

でも、凡人な私には新しい曲を際限なく次から次へと生み出す事は難しいので、しばらくは新曲に挑戦しつつも過去の曲を復活する作業に没頭したいと思います。

そういう意味では趣味も名が続けていれば、お金は生み出せていませんが『資産』と言えるのかもしれません。もちろん有形なものだけでなく技術や知識も含めて良いと思います。

Chage & Askaの騒動に思う事

私はChage & Aska(以降、チャゲアス)が大好きです。いや、大好きと言っても熱心なファンというわけではありません。ただ、小室哲哉さんの全盛期とチャゲアスの全盛期って時代的に被っている部分もあり、Jポップ全盛期を彩ったアーティストとしてチャゲアスの影響も大きかったと思います。

たぶん、私が初めて買ったCDはチャゲアスの『SAY YES』だったと思います。言うなれば小室哲哉の前に初めて好きになったアーティストがチャゲアスでした。

だから現在のチャゲアスの状況は少し寂しい感じもします。熱心なファンの方なら尚更でしょうね。

ただ、少し視点を変えると違った見方も出来ます

Askaさんはクリエイター&表現者として残された時間に物凄く危機感を抱いているのだと思う

私の残り時間ももう少ない、特に体が自由に動く時間は…

Askaさんのブログを読みました。もう一つ続きのこちらのブログも。

正直私はチャゲアスの事は深く知らないし二人の仲に興味もありません。ただただ90年代の全盛期の作品が好きなだけです。Askaさんは本当に天才だと思いますが、Chageさんの作曲の曲でも『ロマンシングヤード』はすごく大好きな曲です。

とは言え、大半の曲をAskaさんが作っているのも事実だし、ブログで7:3(Askaさんが7)と言っているのも頷けます。ファンの気持ちは置いておいて実際それ以上にAskaさんの創作物の影響が強いわけですから。

ただ、ブログではかなり際どい事まで感情を晒していますが、一番Askaさんをここまで追い詰めているのは『クリエイター&表現者としての残された時間』だと思います。

おそらくChageさんとは比較にならないくらいの危機感だと思います。ブログの中でも残された時間についてAskaさんは「過ぎてゆく」ではなく「消えてゆく」と表現されています。

Askaさんは現在61歳です。小室さんは59歳で引退に追い込まれています。Askaさんと小室さん、それぞれ人生の躓きなどもありますが、一番はクリエイターの賞味期限が終わりかけているのは自分自身で分かっているという事だと思います。

現実的にここ10年以上ヒット曲が世の中に出ていません。”曲の良し悪し”ではなくエネルギーに溢れたヒット曲という意味です。

ヒット曲を出すことが全てではないかもしれませんが、才能ある人なので世の中に素晴らしいと評される曲を生み出すことをまだ諦めていないのです。そのためにはモチベーションを下げるものは全て切り捨てて創作&表現に全エネルギーを注がなければ難しい年齢だという事の宣言だと思います。

良いか悪いか、ファンがどう思うかは関係なく、クリエイターとしてAskaさんは『Chage & Aska』は終わった事で次に進んでいるという事です。つまりは『Chage & Aska』が生むお金に依存していない。そこの軋轢なのかなと思ったりします。

Askaさんはファンのために活動しているのではなく、自分が表現者として生きるために行動しているのだと思います。それがクリエイター脳なんだと思ったりしました。

合ってるかどうかは分かりません。全然トンチンカンな解釈かもしれません。個人的にそんな感じに思っただけです。私は現在は諦め9割ですが、それでも自分の人生全ては、自分の作品を生み出すためにあると未だに思ってるバカ野郎です。だから結婚も出来ずゴミみたいな人生になっちゃいました。でも自分が選んだ道なので仕方ありません。

ただし、最後の一つだけ言いたい事は、”Askaさんの全肯定しているわけではない”という事です。薬物(覚せい剤)使用については本当に本当に残念です。今後も絶対に再犯しないように頑張って欲しいと思います。

言いたい事書いちゃいましたが、結局はアーティストが良い音楽を生み出しくれれば、それが人類にとって幸せな事ですね!

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