※最初に書いておきますが以下の見解は個人的な考えなので根拠もないし間違っているかもしれません。凡人でも努力次第で天才を超えられるかもしれません、ん?でもそうであれば凡人ではなくそもそも才能があったのかな??
ちなみに努力が重要な分野も沢山あると思います。下記は基本的に音楽やスポーツ、執筆などの芸術(創作)系の分野の意見です。音楽でも表現者の演奏や歌い手さんなどは才能よりも努力の部分がかなり大きいと思っています。
”作曲”は才能かセンスか努力か?
検索すると、「センスは磨ける」とか「作曲は努力で上達できる」とか生まれながらの才能ではなく後天的なもので補完できるという論調が優勢な気がします。
私もたぶん才能がないけど作曲をしているし自分で自分が好きな曲を作れています。そういう意味では”作曲するだけ”なら後天的で補完できるという事は正解だと思います。
だけど、『本当の意味で世の中に広がる曲を作曲できるか?』という点では結局努力ではどうにもならない途方もない壁があると確信しています。作曲が出来るようになった人はみんなそう思わないでしょうか?
身も蓋もありませんが、芸術活動の高みに到達させるには才能だと思います。センスは後天的に努力すれば補えるという人がいますが、本当にセンスや才能が生れながらある人というのは努力しなくても出来ちゃうのです。
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反感を買うかもしれないけど私は”才能派”です
日本の最近の音楽でも、久石譲、小室哲哉、小林武史、桑田佳祐(サザン)、ユーミン、桜井和寿(ミスチル)、福山雅治、野田洋次郎(RADWIMPS)、中田ヤスタカ、ASKA(チャゲアス)、藤原基央(バンプオブチキン)と思いつくままに何人か挙げても、どの方も素晴らしい曲を乱発している方で、しかも多くの方が作詞と作曲両方を手掛ける事ができます。
バンドだったとしても、ぶっちゃけ他のメンバーは演奏しているだけで創作にはほとんど関与出来ないメンバーも多いです。要するに同じように楽器や演奏の努力をしても創作には天才には勝てないという事です。
だからと言って、作曲や創作活動をしてはいけない訳ではなくて、私もそうですが凡人でも創作は人生を豊かに出来る大切なエッセンスだと思うので、これからもどんどん続けていきたいと思います。
ただ、努力で夢が叶うとか成功できる的な論調は、プロになれる才能がない人に無駄な時間を使わせかねないので個人的には微妙です。なぜなら、”諦めも肝心”で、その人は違う分野では才能があるかもしれなく、その機会を奪っているかもしれないからです。
下記のサイト記事は『音楽の才能は遺伝が9割。スポーツの8割を上回る結果に』という内容で参考になります。
https://newspicks.com/news/2364159/
ちなみに、個人的には遺伝と言っても、親がプロの音楽家じゃないとかプロの野球選手じゃないとかそういう意味ではないと思います。遺伝子の組み合わせで両親の遺伝子が上手く作用した結果天才が生まれても不思議じゃありません。
もちろん親がその分野で優秀であれば、子供も優秀になれる遺伝子かもしれませんが、天才というのは優秀という事ではなく突出した突然変異体で親や子に伝わるレベルではないと思います。1世代限りというか…
競馬は基本的に同じ血の馬ばかりの争いなので親からの遺伝も必然的に強く見えてしまいますが、優秀な血統ではなく、子供も大して走らなかった『オグリキャップ』みたいなものですね。突然変異の天才は1代で終わりです。だからロマンがあり余計に魅力的に見えるのですがね…
あと、音楽とかスポーツって良い悪いが比較的明確なんですよね。誤魔化しが効かないというか…。執筆も遺伝的な要素が強めで、どうりで作詞も良い詞は簡単に書けないですものね。
音楽やスポーツ、執筆などは他の分野と違ってより才能やセンスが一目瞭然で結果に結びついてしまうんですよね。だって、本当に良い曲は多少自分の好きなジャンルが違っても良い曲でしょ。スポーツはタイムや勝利など誰でも分かって文句の言えない差が出るでしょ。
好きだからこそ、努力では敵わないとはなかなか認めたくないけどね。
音楽を完全に諦めはしないけど過度な期待をせずに続けていく
だからと言って努力を馬鹿にする訳ではないし、その分野で才能がある人って努力も苦に思わずに積み重ねていらっしゃるので、自分に才能やセンスがあると思い込んで努力を続ける事は大事だと思いますので現在夢を追いかけている方には頑張って欲しいと思います。
ただ、それでもやっぱり結果的にいつかは才能がなかった事を認めざるを得ない事になる方も多いと思いますので、そうなった時はとりあえず諦めて、メインではなく趣味に格下げしてメインで他の事に挑戦する事が人生においては大事だろうなって40年生きて来て感じております。
私も自分でセンスがあると思い込んでいましたが、冷静に自分の作品を才能がある人と比較して聴くと残念な事が分かります、悲しいけどそれが現実。
だからと言って、たった一度の人生を諦めるわけには行きません。せっかく生まれてきたのだから出来るだけ幸せに楽しく生きて終わりたいと思うからです。
今年始めたスキューバダイビングでは今までの人生になかった最高に楽しい瞬間と感動を味わう事が出来ました。現状ではスキューバダイビングを継続して続けられる稼ぎがありません。だから辞めるのではなく、今後もスキューバダイビングを楽しめるためにどうすれば良いかを考えています。
あと、音楽も続けます。他人に認めてもらえなくても、自分が一番好きな音楽は自分で作った音楽だから、自分で作らないと新しい曲が聴けないもんね。