脳と身体にはあまり快感を提供してはダメだと思う

これは私が勝手に思っている事なので正しくないかもしれませんのでご了承ください。

例①マッサージ

私は3年前に台湾に行ったときに”フットマッサージ”をしてもらいました。昼間は結構歩いたりしていたので、とても気持ち良く施行後は足がとても軽くなった気がして日本に帰ってもやってもらおうと思いました。

それで、日本に帰って疲れた時に最近流行の60分2980円とかいう店でフットマッサージをやってもらったらあまり気持ち良くなくて、ゴリゴリって強めにやってもらったらそこそこ気持ち良くなりました。台湾の人は上手だったな…って！そういう話ではありません。

また違う日には近所に”タイ古式マッサージ”のお店が出来て、ちょっと高めだったけど施行してもらいました。全身コースでやってもらったのですが、ものすごく気持ち良くて気持ち良すぎておかしくなりそうでした。

それからは、今でもフットマッサージや全身マッサージをやってもらいたいなってずっと頭の片隅にあります。

結局は快楽の中毒状態です。

例②芸術活動

私は作詞作曲してオリジナル曲を作っています。やった事がない人は分からないかもしれませんが、曲作りって無茶苦茶めんどくさいです。コピーとかカバーは別です。あれは生み出している量が少ないです。オリジナル作品を作るというのは生み出す苦しみが半端ないのです。

ポンって簡単に数時間で出来る時もあれば、1年間（鍵盤の前に座って努力したけど、納得いく曲が）何にも作れなかった時もあります。

天才の小室哲哉さんだって納得いく作品が作れずに鬱状態に陥って引退まで追い込まれています。女性問題は”引退を言い出すタイミング”のきっかけに過ぎないと思います。

天才だろうが凡才だろうがクリエイトするというのはすごくつらいのです。

じゃぁ何でやるかというと”納得いく作品が出来た時は苦労から解放されて、ものすごい快感だから”です。この快感は完成した時にピークを迎え、時間が経過するほどにどんどん減少していきます。私で言えば1週間くらいしたら次の曲を生み出さないとダメだという考えに支配されはじめます。

結局は、この快感をもう一度味わいたくて超めんどくさい曲作りを続けているのです。でも頑張っても作れない時は作れません。また加齢で才能が枯渇したり集中力がなくなったりして作れない期間が長くなる場合もあります。

そうすると鬱状態が進行して自分がダメな人間だと思い込み始め、最悪の場合は精神がおかしくなったり自殺したりしてしまいます。過去の偉大な芸術家たちもそのような末路になってしまう方も沢山います。

結局は快楽の中毒状態です。

例③旅猿のスパ

今や旅猿では恒例のスパ遊びです。出川さんが広めましたね。インドはイマイチだったけど他はどこも気持ち良さそうです。そうしたら岡村さんとかはまってしまって色々な場所でもスパに行ったりしています。ある意味でスパ中毒になったように思えます。

結局は快楽の中毒状態です。

例④電○グルーヴのあの人

なんで成功しているのにあんな物に頼らなくてはならなかったのだろう。たぶん最初は興味本位だったかもしれないけど脳と身体が快楽を覚えてしまい悪いと思っても抗えなかったと思われます。それほど人工的な物は危険なんです。

頭痛薬なども同じです。頭痛の苦しみから錠剤を呑むだけで開放してくれます。一種の快感です。脳と身体が苦しみから抜け出すことを覚えてしまったのです。

結局は快楽の中毒状態です。

人間の行動は基本的に快楽に支配されやすい

人間だけではありませんが、生き物は快楽に支配されています。それは種を繁栄させるためです。でも人間は種の繁栄以外にも沢山の能力や化学を発展させた結果、身の回りに快楽が溢れてしまいました。ソシャゲのガチャなんかも同じですよね。ギャンブルも同じ、タバコも酒も全部同じです。

結局は快楽の中毒状態です。

ある程度の快楽は行動のモチベーションになるので必要だと思いますが、脳や身体に組み込まれてしまうと支配されてしまい抜け出せなくなってしまいます。

私はそれが怖くてマッサージにはいかないようにしています（…本当は”足むずむず症候群”だから行きたいんですけどね）。頭痛薬も仕事の場合は飲みますが出来るだけ我慢するようにしています…最近負け気味だけど。ソシャゲも課金しません。

脳と身体はある程度不自由で気持ち良すぎない状態にしておかなければ健全に生きられないような気がしているのです。そんな感じに40歳独身HSP男は考えて日々生きているのでした。

くだらない記事読んでいただいてありがとうございました。