このブログでは、今まで何度か死を意識する大切さについて書いてきました。でも、それはまだ自分の身に何も起こっていない安心感もあたので切実な思いはどうしても欠けていました。
でも、自分の身近にリアルに『死』がある事を昨日初めて感じました。
目次
初めてリアルに『死』を意識した話
2月の下旬にメニエール病になりました。自分では初めて大きな病気になったので衝撃だったのですが、メニエール病は眩暈(めまい)なので命に直接影響する病気ではありません。
胸のつかえ
ただ、今から10日ほど前にマクドナルドでポテトとハンバーガーを食べた時に少し食道か胃が詰まるような感じがして違和感がありました。その時は年齢による油ものの消化が悪くなったんだなーくらいにしか思いませんでした。
しかしその後も食事後に胸が詰まるような感じが度々起こるようになりました。場所は右胸とその裏の背中辺りが”ぎゅー”と筋肉が痙攣しているような違和感とじわーとした苦しさです。それでも、40代に入り消化能力が衰えてきたから仕方ないなーと思っていました。
ただ3~4日前から夜中に苦しくて起きてしまうようになりました。何日か様子を観察していたら大体以下のような感じです。
- 夕食後3~4時間ほど経った夜中にぎゅーと締め付けられるようなじわーとした苦しさで目が覚める
- 水を飲んでもあまり症状は改善しないし水だからといってスッとは飲めない
- 寝ていると苦しい感じで、起き上がったり上半身を起こしていると苦しさは緩和される
- 症状は朝の9時くらいまでじわーと続いて解消される
夕食や朝食の摂取量はあまり関係がないようです。
楽観視していましたが、段々と症状が繰り返すようになり(今も症状は出る)少しずつ仕事に影響し始めてしまいました。さらに、症状でググると『胃がん』や『食道がん』、『胃食堂逆流症』、『逆流性食道炎』の病気が考えられるようで不安になってきました。詳しくはこちらのサイトをどうぞ。
ちなみに、狭心症や心筋梗塞は心臓がある左側ではないので違うと思いました。
えッ怖いんだけど
『内村さまぁ~ず』というアマゾンプライムの番組で人間ドックの回があり、3人やゲストの病気を笑っていましたが、自分の身体に実際に違和感があるとこんなに怖いという事が分かりました。
私は、酒、タバコ、缶コーヒーなどは摂取しないので比較的一般的な人より健康だと思って心配していませんでしたが、ハンバーガーは好きだし脂っぽい物やお菓子、ジャンクフードも食べます。
それに健康な食生活をしていたって病気になる人はいます。遺伝なども関係します。確率がある事は誰にでもなる事はあります。パチンコの0.3%程度の確率でも一発目で当たった事があるし、モンストのガチャでも単発1回でお目当てのキャラが出た事は何度もあります。皆さんもそうでしょう?
だから今健康だとしても誰にでも命に係わる病気になる可能性はあるし、交通事故が起きる可能性もあるのです。ただし、起きる可能性が低い事に恐れ過ぎるのもだめだから基本的に楽観的で良いと思いますが、分かってはいてもいざ自分の身に違和感を感じると怖い想像をしてしまいます。
60歳くらいまでは漠然と生きれると思ったけど、俺40代前半で死ぬかも??
え、、、それはまだ嫌だよ。まだやりたい事はあるし、行きたい外国もある。もっとブログを発信したいし、日本で旅したい所も沢山ある。何よりもっともっと作曲して良い曲を作りたいんだ!
後悔しないように生きていたつもりでも、死をリアルに身近に感じるとまだまだ死にたくない、という気持ちが再認識できてきます。
もし病気でも早期発見だったら治るかもしれない。
病院で検査してもらおう!
病院で検査
という事で、不安な中で病院に検査に行って来ました。
一通り診察で症状を話して下記の検査をしました。予約していなかったけど内視鏡(胃カメラ)も特別にやってくれました。
- 内視鏡(胃カメラ)
- 胸部レントゲン
- 心電図
結果は、胃カメラでは若干の逆流性食道炎による炎症が見られたものの心配していた狭窄(狭まっている状態)などは見られませんでした。レントゲンや心電図でも異常はありませんでした。
先生の診察でも、異常が見られない場合でも症状が出る場合もあるし、メニエール病の薬を飲んでから体中が痒くなる症状も関係しているかもしれないという事で、漢方や痒み止め、胃液を押さえる薬などを処方してもらいました。
検査した結果以上はありませんでした。でも、現在も症状が出ます。個人的にはメニエール病と同じく、現在の仕事が早朝から深夜までという不規則な生活によるストレスが原因と考えています。
仕事は悪い訳ではありません。でも私は社会人になってから基本的にずっと現場の不規則な仕事が多かったので40代の今少し体に溜まった疲れが表面化しているのかもしれません。
自分では全然元気で問題ないと思っていても心や体は悲鳴を上げる事があります。大事なのは重症化させない事だと思います。鬱病などに発展してしまうと完治に時間がかかります。
場合によっては大きな決断をして心と体を守らなければいけない事もあると思っています。
リアルに『死』を意識して、さてどうする?
さて、検査では特に今すぐ処置が必要なリスクが食道と胃についてはない事が分かりました。症状は続いていますが精神的なストレスの可能性も高いのでしばらく様子を見たいと思います。
少し繰り返しになりますが、今回体の異常が続いた事で達観していたようで、実はまだ自分が『まだ死にたくない!』『やりたい事が沢山ある!』『もっと生きたい!』と思っている事がわかりました。
でも、『死』は必ず誰にでも平等に、時に突然迫りくる物だと改めて感じました。それで思った事は下記です。
- 生きている人間は、生きられなかった人の分も一生懸命生きなければいけない(←古畑任三郎の名言より)
- 私には奥さんも子供もいない。遺すものは何もない。だけど孤独と自由がある。まだまだ人生を楽しまないといけない
- 私が全開で活動できる時間は思っているより少ない。脳と体が完全に元気な時間は10年もないだろう。身近な50代の人を見ていれば分かる。だから今からの数年は私にとって最後の大事な大事な時間になるだろう
- 創作活動も同じ。40代で全ての想像力を発揮して作曲しなければいけない。50代以降は一部の大天才を除く創作能力が大きく衰える
思ってるだけでは何も変わりません。私が人生をもっと楽しみたい!世界を広げたい!と思うのであれば具体的な行動が必要です。でも今日もお昼に仕事から帰って来たら疲労で布団にバタンキューでした。夜になり今この記事を書いています。
何かを得たいなら何かを捨てるしかありません。私はなかなか捨てられない人で部屋や車の中はゴミや不用品ばかりです。それが私の最大の欠点、「おまえの時間はもうそんなに残っていないぞ!」と、死神に言われているようです。
スティーブ・ジョブズの有名なスピーチを見直して、諦めずに頑張って色々な事をやっていきたいと思いました。観た事がない方はぜひみてください!生きる力が湧いてきますよ。
↓スティーブジョブズの大学卒業式の伝説スピーチ