メニエール病と分かって1週間経過した現状

メニエール病と分かって1週間経過しました。正確にはメニエール病の症状が出てからは10日経ちました。今の現状などを書きたいと思います。

目次

メニエール病と分かって1週間経過した現状

昨日、耳鼻咽喉科に行って来ました。1週間前と同じく聴覚検査と眼球移動?の検査をしました。結果は聴覚は低音の聞こえが多少回復しているとの事で、視界を傾けたり起き上がったりした際の眼球移動については改善しているとの事でした。

実際の回転性めまいの状況

メニエール病になって発症した症状は、①回転性めまい②めまいから生じる吐き気③頭痛でした。以下の日付は発症日からではなくメニエール病の診断を受けて薬を飲み始めてからの日数です。また人により大きく変わるので私の場合です。

①のめまいについては1週間経過し改善しつつも完治には至っておりません。特に起床時のめまいは多少グルグルしてしまいます。また日によって若干ブレがあり今も少しフワフワしている感覚です。船に乗っている感じでしょうか。

②の吐き気については、めまいが比較的収まってきた診断後3日目くらいからはほぼなくなりました。ただしほんの少しの気持ち悪さは残っています。やはりめまい自体が完全に治っていないからでしょうね。

③の頭痛については診断後2日間が特にひどく1日中布団で寝ていました。一定の姿勢でいるとつらいので仰向けになったり横を向いたりうつ伏せになったり丸くなったりと姿勢を変えて我慢していた感じです。今は頭痛はありませんが若干のなりそうな雰囲気は抱えている感じです。普段から頭痛持ちなのもあるでしょうね。

薬について

メニエール病は根本的な原因がまだ不明だそうですが、内耳に特有の内リンパ水腫という状態がみられるそうです。私は薬に詳しくはありませんが、処方された薬はその内リンパ水腫を和らげ、またその他の症状を軽減する薬なようです。

以下は私が処方されている薬で5種類です。

  1. イソソルビド内用液…めまいを改善、眼圧を下げる、尿の出をよくする、脳内の圧を下げる
  2. レバミピド錠…胃の粘膜を保護、胃炎の症状を改善
  3. メチコバール錠…ビタミンB12を補う
  4. アデホスコーワ顆粒…血液の流れをよくする
  5. ベタヒスチンメシル酸塩錠…めまいを改善する

この中では特にイソソルビド内用液がメニエール病では良く話題になるようで、かなりの甘苦い薬です。服用方法には同量の水で割って飲む風に書いてあります。…が、水だとかなり飲みにくいです。そこでお医者さんに教えてもらった、水ではなく炭酸水で割るというのが実際にやってみて飲みやすかったです。

左がレモン風味の炭酸、右が普通の炭酸、真ん中がイソソルビド内用液

炭酸と言っても甘味料が入っているソーダとかではなく、お酒を割るのに使う味がない水に炭酸が入っている物です。普通の炭酸水でも良いですが、私はレモン風味の方がより美味しく(?)飲むことが出来ました。

ちなみに関係ないけど炭酸関係でエガちゃんねるのこちらの動画は超面白いです。

薬については、昨日処方された物からはイソソルビド内用液が外されておりその他の4種類を継続して服用する事となりました。個人的に一番の要だと勝手に思っていたイソソルビドが外されたので不安ですがまた状況をみていきたいと思います。

仕事について

仕事については1週間休ませいただいたので明日から会社に行く予定です。個人的には依然と同じ業務を続けていくのはメニエール病を再発させずに生活を安定させるにはストレス的に難しいと思ってはいますが、一旦は復帰する事になると思います。

ただ、これは会社が好きとか嫌いとか、会社に不満があるからというわけではなく、残念ながらこの病気を抱えてしまった、また今後この病気と上手く付き合っていかなければならない状況に置かれてしまった立場では辞めざるを得ない状況になる可能性を覚悟しています。

もちろん仕事を変えるという事自体が相当なストレスになるわけで、今の仕事を続けていければ良いと思いますが、人生は時に唐突に自分が望む、望まないに関わらず変化を強要していきます。

人生は時に突然に変化を強要してくる

まさか自分が唐突にこのような状況に急になる事は考えていませんでしたが、なってしまったものはどうしようもありません。今の立ち位置から少しでも人生がより良い方向に動けるように考えて解決方法を探していく旅が始まったわけです。

エガちゃんもそうやって人生を切り開いて多くの人を勇気づけています。私にも(同じレベルかは置いておいて)出来ないはずがありません。気持ち次第です。

そして、私の武器はやはり音楽です。私が作る音楽に価値があるかないかは私は分かりません。価値は聴いてくれる人が決めるものです。価値があると信じて前に進むしかありません。という事で先日公開した下記の曲を聴いてもらえると嬉しいです。

また、前回の記事で鬼滅の刃で私が好きな所を書きました。

この記事で一つ落としていた部分が、煉獄杏寿郎のエピソードで、「特別な才能がある人は、その才能を世の中のために使わなければいけいない」的な内容がありました。もちろんこの漫画での才能は戦う能力という部分が多いです。

ただ才能はどんな事にもあり、創作する才能がある人は、創作した物を世の中に晒さなければならない義務があるとも言えます。なぜなら多くの人がゴミだと思った作品だってある人にとっては助けになる場合があるからです。

もちろん多くの人の助けになる作品の方が評価としては優れていると思います…が、誰かの助けになるとすれば、その作品もこの世界に生まれた価値があるのだと凡人の底辺クリエイターは信じて頑張るしかないのです。

という事で最後は戯言で終わりましたが、メニエール病については定期的に状況を書いていきたいと思います。読んでいただいた方ありがとうございました。

最後に昨日の夜やっていた『あなたへ』という映画を母親が見て、その映画の挿入歌で宮沢賢治が作詞作曲した「星めぐりの歌」という曲が良いというので聴いてみたら超素晴らしい曲だったので紹介します。

おまけ:宮沢賢治の『星めぐりの歌』が素晴らしい!

映画では田中裕子さんが歌っていたようですが、ここでは公式動画としてアップされていた坂本美雨さんが歌っているバージョンです。

YouTubeです。こちらからどうぞ。

今から約100年前にこんな時代に囚われない普遍的な美しいメロディと素敵な作詞を作っていたことにとても感動します。私は普段から曲を作っているので自分がハッとする曲にしか興味を示さなくなっています。でもこの曲はシンプルですがハッとさせてくれた素晴らしい作品です。

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