聴きたいCDがあって家を探していたらこのCDを見つけた。買ったのは20年以上前。昔からキョンキョン好きだったんだなぁ。
目次
KYON2「とかげ」を読む。
このCDは1993年9月22日に発売されたCDです。小泉今日子さんが吉本ばななさんの『とかげ』という恋愛小説を1時間で読んでくれるCDです。当時の小泉今日子さんの声がこのようなリアルな形で残っているというのは奇跡ですね。歌とはまた違った声の魅力を感じることができます。
企画者は糸井重里さんで、この人もゲームのMOTHERシリーズなど面白いことを考える人ですね。
聴いていて癒されているかどうかはよく分かりませんが、キャラクターによって声質を変えていたりしてファンにとっては聴いていて嬉しくなります。それにしても小泉今日子さんの声は独特な声で似た人はいませんね。80年代90年代の歌手の方はその人でなければならないという方が多い気がします。
『リアルサウンド風のリグレット』を思い出す
ちょっと話がずれますが、これを聴いているとセガサターンで発売された『リアルサウンド風のリグレット』っていう音だけのゲームを思い出しました。
このゲームはセガサターン(ドリームキャストでもリメイク)というゲーム機で発売されたゲームで画面は真っ黒で音だけで進んでいくゲームです。途中に選択肢があってコントローラーで選択肢を選びます。サウンドのベルの画面がないイメージです。決定的に違うのは画面がないのでラジオドラマのようにゲームは進んでいきます。
よくよく考えると無理があるストーリーな気もしますが、そこはゲームなので楽しければOKです。菅野美穂さんの演技や坂本裕二さんの脚本も良いです。飯野賢治さんのゲームは色々やったけど正直面白かったのはこれだけかなぁという印象です。でも新しい事をやったという事は凄いですね。0から1を生み出す人は本当にすごいのです。
鈴木慶一さんの音楽も最高です。MOTHERの曲も素敵なものばかりで手掛けたゲーム音楽は多くはないですがどれも素晴らしいです。
ちなみに興味を持っていただいてリアルサウンドをプレイしようとしても現状ハードルが高いですが、YouTubeでプレイ動画をアップしてくれている人がいますので検索してお楽しみください。
読んでいただいてありがとうございました。
※下記リンクはゲームではなくサウンドトラックです。ご注意ください。
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