森昌子さん引退に思うこと

歌手の森昌子さんが2度目の引退をされました。正直私は当然世代ではないし、歌もあまり聴いた事はありませんでした。それで、あぁ昔アイドルのおばさんが自分に酔って世間を騒がせているだけかなと思いました。でもインタビューを見ていたら不思議に思いました。

目次

森昌子さんの2度目の引退理由

  • 60歳(還暦)を迎え残された時間がどのくらいあるか真剣に考えるようになった
  • 本当に自分の時間を使った時が少なく悲しい事に思い出もそんなに多くない
  • 芸能活動以外に時間をかけて人生を楽しんでいきたい

普通に考えたら、多くの人が羨む歌手という仕事を得て、名声とお金もたくさん稼いで芸能界という特殊な場所で長年活動してきたのに思い出がないのかな?と思ったりします。

敏感な人たちは”人生は短い”と気付きだしている?

ダルビッシュ有さんもヤフーにあったインタビュー記事で『37歳で契約が切れるので引退する。それ以降は野球はやらない。体が自由に動く期間は短い。』というような趣旨を言っていました。

少し前ですが、サッカー選手の中田英寿さんも若くして引退して世界中を旅したりしています。90年代に大人気だった歌手の小沢健二さんもしばらく見ないなと思っていたら世界中を旅したりしていたようです。

敏感な人たちはどんどん気付きだしている?人生は思っているより短い…というか、体が自由に動ける期間は本当に短いのです。私も40代に入りカウントダウンに入っています。

サラリーマンの仕事の思い出なんてほとんど何もないよ…

そして記憶に残る思い出というのは、私の場合は一番時間を費やしているサラリーマンの仕事ではほとんど残っていません。仕事ではなく、旅に行ったり、音楽を作ったり、そういう事ばかりです。

生きていくためにはお金を稼がなければならない、でもお金を稼ぐことから自由にならなければ人生はすぐに終わってしまう。仕事をやめて自分で稼ぐ目標は模索中ですが、ただそこを目指して”今”進んで行かなければ、残り少ない時間、その中で更に短い自由に動ける時間を大切に使えなくなってしまいます。

一般的に良いか悪いかは別にして、島田紳助さんや小泉今日子さんなど、敏感な人は人生を楽しむために、他人からの批判や視線を気にせずに行動しています。私も一度きりの人生を感受性を高めて脳に刻み込めるような思い出をまだまだ作れるよう行動していきたいと思ったりしました。

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