最近また旅猿のDVDをよく観るようになりました。一時は『内村さまぁ~ず』ばかりでしたが飽きると2つの番組をループしている感じです。
旅猿は最近のも面白いのですが、初期は『旅』という感じがして、本人は偽バックパッカーと言っていますが、普通の人からしたらなかなかのバックパッカーぶりだと思います。芸能人なのに安宿上等な感じでスタッフとも一体感もあったし。
やっぱり演者の方たちの年齢や初期なので我慢できるモチベーションもあったのですかね。という事で私が好きな初期の2作品をご紹介したいと思います。どちらもある意味で問題作です。
目次
旅猿4の『三度インドの旅 ハラハラ編』は素の岡村さんが観れて面白い
この作品は、東野さん、岡村さんに加えて出川さん3人の旅です。行き先はインドで番組では3回目となります。東野さんだけ全部に出ていて、岡村さんは病欠していたので2回目、出川さんは病欠の岡村さんの時にピンチヒッターしたので2回目です。
正直3回目なので旅先としての新鮮さはありません。でもこの旅の一番の見どころは後半の東野さんが番組収録のため途中離脱してからとなります。
東野さんの途中離脱を発表した時には岡村さんのキョトンとした顔が面白い。そして本音が爆発します、「(僕も)帰りたいですよ」「帰ると聞いた時に東野さんがええなーって(思った)」「」などなど、これってかなりテレビ番組としては際どい発言だし、あの真面目な岡村さんが本音でこんなこと言う番組ありませんよね。
そしてつっつん(ディレクター)が旅猿では、岡村君と出川さんの組み合わせはレアと説得しても、岡村さんと出川さんは普段から仲良しでよく食事に行くくらいなので本人たちは全然新鮮じゃないって言ったり。結局番組の取れ高のために2人で番組を進めることに。
そして東野さんと別れた後の岡村さんのテンションが面白い。先輩も後輩もいない中(出川さんは別枠っぽい)で、番組を引っ張るリーダー不在で自分が代わりのリーダーになるつもりもなく、本当の意味での『プライベート状態』になります。自分たちのことを将棋の”歩(東野さんは飛車角)”って言ってるくらいですからね。
無理に笑いを取る事もなく、頑張ることもなく、旅の目的にも興味がなく、と言って素にオーラがある2人なのでつまらなくもない岡村さんと出川さんのプライベート旅が楽しめます。
最後はなんやかんや言いながら2回目の沐浴をして結構感動的に旅を終えます。こんな岡村さんが観れるのは旅猿で、しかもこの旅だけかもしれません。
旅猿3の『無人島・サバイバルの旅』が色んな意味で破綻して面白い
個人的に大好きな旅…と言えるか分かりませんが、サバイバルで旅力向上を目指す岡村さんが企画した旅です。沖縄の伊是名島という島から無人島へ舟で行って1泊2日を過ごすという内容です。
条件は持ち物は一人1つだけ道具を持ち込む以外は何も持ち込めない、緊急的に必要な物があった場合は1回だけ信号弾でスタッフを呼べる、という内容です。攻めてますねー!今ならあり得ませんね。当時の若さと勢いがあって出来た企画です。見どころは以下です。
- 40歳過ぎの男のだらしない姿満載!
- ジミーさんの意外なサバイバル力とルール破りの卑怯度が満載
- 東野さんの状況を読む力が的中
- 旅猿では珍しく岡村さんがリーダー、やっぱり火が大好き
- 出川さんの何もやらない感
- 無人島で何もやる事がないので4人のグダグダ会話が楽しい
- 結局無謀な企画だったため終始グダグダ感と切ない感が満載で楽しい
後に石垣島の旅の時に出演者にとってはヒドイ旅だと言っていましたが、ディレクターのつっつんさんは結構お気に入りっぽいです。私も同意見です、迷作!
読んでいただいてありがとうございました。
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