めんどくさい事が感動を生む

こんにちはケンジアライブです。

以前、長野県に「ずく（面倒な事をめんどくさがらず行動する）」という言葉があると書いたことがありますが、人が感動する事の一つに「めんどくさい事を自分のためにやってくれた」という事があると思います。

前の仕事で企画みたいな事を少しやっていたことがあります。ある屋外のイベントで前々日に時季外れの大雪があり、会場に雪が積もってしまった事がありました。

当然イベントの中止も検討されたのですが、企画者の一人でもあり、延期という選択肢がなかったため絶対に開催したいと思い、イベント前日に雪かきをスタッフ何人かで必死になってやり、なんとか最低限の場所を確保してイベントを実施したことがあります。

当然、社内でも関係ない人からは何やってるの（関係ないから当然ですが）という感じでしたが、当日イベントに参加してくれた方は、雪が降って中止と思っていたくらいですから会場に着いて天候のコンディションが悪い中でも、「私たちのために頑張って準備してくれたんだー」という雰囲気があり、とても楽しんでいただけました。

結果は客観的には成功とは言えないかもしれませんが、お客様に喜んでいただきスタッフも一致団結出来て成功だったと思います。（※安全が確保できない場合は中止する勇気も必要です）

イベント、グッズ、ブログ、youtube、どんなサービスでも、お客様に喜んで楽しんでいただく事を目指して細かい部分を考えて考えて、修正して修正して、と「めんどくさい」ことを突き詰めてやる、のは実際には大変ですがせっかくリスクを取って行動するのであれば『絶対に正解がある』と信じてやりぬくことが大切だと思います。

みんなが好きな音楽もゲームも映画も絵もディズニーランドも「めんどくさい」事を徹底的に潰して世界を作っていますよね。

いきなり儲けるのは無理で、まずは損しても喜んでいただくというプロセスも必要だと思うんですよね。

あと「めんどくさい事をめんどくさく感じずに楽しんでやれる人」がいます。また別の記事でも書いてみようと思いますが、それが出来る人が「才能がある」という事だと思います。

※この記事は私の過去の浅い経験からの考えであって必ずしも正解ではないかもしれませんのでご承知ください。また考え方私も常に変わっていきます。