今回は、先日前々からやっていたいと思っていた船釣りを体験してみたので興味がある人の参考のため紹介したいと思います。
目次
初めての船釣り体験記(真鯛編)
事前準備すること&費用
まず、釣りに行く前に事前に準備することまとめます。ちなみに今回は船釣り経験者の方と同行したので準備してもらったものが多くあります。
- クーラーボックス(釣った魚を保管して鮮度を落とさずに持ち帰るため)
- 釣り竿一式(竿、電動対応ルアー、釣り針など)※今回私は初心者プラン「で参加したため釣りに関連する自前の道具は不要でした
- 雨合羽(上下)※とりあえずであればホームセンターにある数百円の奴でも大丈夫でした
- 長靴かサンダル※船内の床は手洗い用の海水が絶えず流れているため必須
- 食事や飲み物(特に食事タイムはないので持ってきた食料を各自適当に釣りの合間に食べる)
- えさ(今回の真鯛釣りでは「オキアミ」を使用)※余裕ある量を持って行った方が良いが思っているより少なく見えて十分な量だった、具体的なキロ数は記録しなかったが1袋
- サングラスや日焼け止め(必須ではありませんが気になる方は)
- 座布団(必須ではありませんが長時間なのであると楽です、濡れるので防水タイプや汚れを簡単に拭き取れるカバーなどがあると良いです)
ざっくり書くと上記な感じですが、今回は『真鯛初心者プラン』なるもので参加したため、参加費以外は一切料金がかかりませんでした。始めて行く方はレンタルで良いと思います。一式レンタルでも数千円程度です。
お店に上記のような初心者プランやレンタルなどがあれば、雨具、長靴、食料だけで参加できそうですね。
ちなみに、今回の費用は釣りだけで17,000円でした。普通に道具を持ち込んで参加すると11,000円だそうです。
船上でのトイレについて
※今回初めて船釣りに参加して思ったことなので、他の船では違ったりするかもしれませんのでご了承ください。
今回参加した船は定員16名の小さな船だったので、休憩できる船室はあったもののトイレが小のみでした。大の場合はどうしたのか不明ですが、私は乗船前に大を済ませておいたので良かったです。一回出航すると戻るまで6~8時間あるのでご注意ください。女性は事前にトイレの確認をお店にしておいた方が良いかもしれません。
今回の真鯛船釣りのレポート
狙う獲物によってどの時間に釣りをするかは変わります。今回の真鯛狙いは朝5時に出港して13時に帰港する行程でした。
出航
お店(釣具店)で受付をして港に向かいます。今回は直江津港から出航します。出航の時間が近くなると夜中の方達が戻ってきました。アカイカを釣ってきたようです。
時間になったので道具を船に運んで出航です。平日だったので参加者は4名+船長1名と少な目。広々使えて良いです。
なお、酔い止めは必須ですよ!私は2年前の小笠原諸島の旅で余っていた『アネロン』を30分ちょっと前に飲みました。今回も大活躍で、比較的穏やかな波ではありましたが、それでも結構揺れた8時間を無事に酔わずに乗り切れました。同行した人はドリンク系の酔い止めだったので好みで評判が良さそうな物を選んでみていください。
釣り開始
最初のポイントまでは30分程度で到着しました。状況にもよりますが、1ヶ所に1時間くらいいてか6カ所くらい移動して釣った感じです。船長さんはレーダーで魚影を見ていたようです。
今回は初心者プランだったので釣りのやり方を教えてもらいました。真鯛釣りは結構簡単なのですぐ覚えられました。今回はコマセ(餌を散らして本命の針に食わせる)で釣ります。※釣れるかは別問題
上の写真のようなポジショニングで左側のバケツには餌のオキアミ(海老)が入っています。ゴカイとかが苦手なので海老は大助かりです。
針は一本で丈夫そうな海老を選んで写真のように付けます。
重りを兼ねた(?)コマセの入れ物にオキアミを入れます。あまり詰めると散布しにくいので写真くらいで良いそうです。
リールは基本的に電動を使用するので船の電源と繋いでありました。
船長さんがレーダーを見て「30mでやってください」とか深さの支持をだすのでピンポイントに狙います。
まずは少し深めの35mくらいに落とします。針が落ちるのを少し待ってから竿を2~3回大きく煽ります。
それから指示された30mに合わせます。そして7分くらい待って何も反応がなければ糸を巻いて回収して餌を付け直しての繰り返しです。少し嫌だったのは上げると針や糸にクラゲの破片が付いてくることです。
クラゲが付いていると喰いがすごく落ちるのでしっかり取る事が大事です。また食いが落ちる以外にもクラゲが絡まっている部分で糸が絡まりやすくもなります。
でも気持ち悪いし刺されそうで怖い。実際は皮の薄い部分に当てなければほぼ刺される事はないので嫌だけど取っていました。
初ヒット
本日は曇りで朝方は雨が少しぱらつきましたが、涼しくて良い感じです。ただ、魚影はあるそうですが、なかなか誰もヒットしません。
釣り開始から1時間半経ち、2つ目のポイントで釣っていた時に、7分経ったのでリールを巻いて竿を上げてみると少し重い感じがする。船長さんが「魚が付いてるよ!ゆっくる上げて」と言ってゆっくり巻いてみると魚が釣れていました!
真鯛でございます!あまり大きくはないけど嬉しい!ただ電動なので魚との格闘とかはほぼ無く実感は薄め…。初心者パックなので船長さんがエラにナイフを刺して血抜き(締め)してくれました。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
2匹目
続いて11時過ぎに5つ目のポイントで他の人に当たりが!小さめのハナダイが連続して釣れています。そして私も上げてみたら魚が付いていました!
ハナダイです!小さいけど嬉しい!
でも今回はここまで!その他に何度か竿が反応していると思って上げてみますが釣る事は出来ませんでした。鯛の他にはメジナも釣れていました。
釣った魚を食べる
正直、捌いて食べるのはメンドクサイのですが、元魚屋という事で今回は捌いて食べてみました。
自分で釣った以外に同行した人が釣ったハナダイも貰いました。この3匹を食べます。
まずは真鯛を3枚卸にします。
真鯛のあらは親が潮汁(鯛と塩のシンプルな汁物)にしてくれました。頭の身は美味しいですね~
続いて身は刺身と漬けにしてみました。上の写真は半身分です。
続いてハナダイは鱗をひいてエラ腹を取って切れ目を入れて塩焼きです。
とっても美味しかったです。サイズも丸ごと1匹だとちょうど良い感じですね。
まとめ
初めての海の船釣りでしたが、釣果や当たりは少なかったですがとても楽しかったです。船って良いねぇ~、海って良いねぇ~。でも、酔い止めは絶対に忘れずに飲んでください!天国と地獄の分かれ目ですよ。
沖縄の海とは違って変なくらげやサルパ?など気持ち悪い生物が浮いていたりしてますが触れるわけではないので問題ありません。
船釣りに興味がある方はぜひ早起きして挑戦してみてくださいね。ちなみに私は船釣りはお金がかかるので、今度は陸から釣りに挑戦してみようと考えています。読んでいただいてありがとうございました。
コメントを残す