【興味はあるけど一歩踏み出すか迷っている人向け】スクーバダイビングは実際どうなの?

そこにひっそりと美しい世界があったのだ!

昨年体験ダイビングをやって、本格的?にスキューバダイビングに挑戦してみた初心者の現時点での感想を書きたいと思います。主にスキューバダイビングに興味があるけど怖いな~、とか不安で一歩を踏み出せない人向けです。

ちなみに、いきなりですが、私はスキューバダイビングを無理に勧めも否定もしません。水中に潜るという事でリスクは当然あります。オウンリスク(自己責任)を受け入れて、それでも挑戦したいという意思がないとお金もかかるし、途中で嫌になる可能性が高いです。人に言われてやるものではありません。

以下の内容も今後スキューバダイビングの回数を重ねると変わってるくかもしれませんのでご了承ください。なお、私はずっと”スキューバ”と言ってきましたが、”スクーバ”の方が一応正式名称だそうです。

目次

スキューバダイビングは実際どう?

まず、現時点での私の潜った本数です。スキューバダイビングでは潜ったらログという記録を付けます。その際はシリンダー1本毎に付けるそうなので、本数=シリンダーを使用した数です。

  1. 体験ダイビング 2本 ※ログとしては入れてません
  2. オープンウォーターライセンス講習 4本
  3. アドバンスライセンス講習 5本
  4. ファンダイビング 5本

まだ体験ダイビングを除くと14本しか潜っていません…(;^_^A

恐怖と不安について

まずは、私含めて知名度があるのに案外やってる人が少ないスキューバダイビングの一番ネックと言える、様々な水中での恐怖と不安についての感想です。

どんな時もパニックにならないで冷静に!
  1. 空気がない水中に潜る事の恐怖と不安については正しい知識と実際に器材を付けて呼吸してみると案外大丈夫な事がすぐ分かります。
  2. 耳抜き(圧平衡)は、苦手な方は少し苦戦するかもしれません。でも慣れてくると、鼻をつまんで空気を耳に入れる以外にも、唾を飲み込む、顎を動かす、などいくつか方法があります。それを組み合わせて自分が得意なやり方やコツを掴めば案外大丈夫です。
  3. サメなど危険がある生き物については、注意する必要はあります。私は今の所クラゲやカツオノエボシ、危険な魚などには出会っていません。でもヒヤッとした事はあるしサメも見かけました。水中生物には触らない事が基本なので危ない生物の知識と経験を増やして避ける以外に方法はないと思います。
ウミヘビなんてそこら中にいるよ

スキューバダイビングって、実際には色んな理論に基づいた安全性と、知識と経験の積み重ねでリスクを避けるスキルを積み上げるスポーツだと思いました。だからヒヤッとする経験は必ずあると思うし、ミスや想定外(致命的ではないけど)な事も起こります。だから前向きに勉強して楽しむ姿勢があれば、やる前に色々妄想しているような恐怖や不安は減っていくと思います。

信頼できるインストラクターの方に疑問に思ったことや分からない事はしっかり聞いて教えてもらいましょう。

スキューバダイビングの感動したこと

さて、それでは具体的に色々感想を書きたいと思います。まずは感動した事です!

  1. 今まで経験したことがない非日常体験
  2. 命の危険(リスク)を受け入れて楽しむスリル
  3. 地形ダイビングのダイナミックな迫力と冒険
  4. 海の生き物の美しさと危険
  5. スキル(浮力を操る)を成長を感じられる

やっぱり初心者がとりあえず一番感動するのは、今まで体験したことがないレベルの非日常体験です。なにせ、人間が生きるのに一番必要な空気がない世界にお邪魔するのですから感動しないわけはありません。

また、空気がないという今まで取った事がないリスクも受け入れる事になりますのでスリリングで、達成出来たら周りでスクーバダイビングをやった事がない人より(リスクを受け入れたという意味でも)ちょっぴり優越感も感じられるかもしれません。

あとは、陸上と全く違う生き物や地形の美しさと迫力にも感動しましたし、まだ私は未熟なため実感できていませんが、浮力を上手に操れるようになり水中で自在に上下左右と泳げるようになれればスキルの上達も感動できると思われます。

スキューバダイビングで潜った場所の記録(その1)

美しい生き物たち
ダイナミックな地形の上を泳ぐ(飛ぶ!?)

スキューバダイビングのイマイチなこと

続いては、物事良い面ばかりではなく、相反するイマイチな面も当然あります。

  1. 想像通り(以上!?)にお金がかかる
  2. 最低限の体力は必要

水中で漂うスポーツですが、当然ですが多少の体力は必要です。とは言え、一番のネックはお金です。

知名度はあるけど一般的に他のスポーツよりも普及していないため、道具はコストダウンがイマイチ進んでおらず高めです。私も現在マイ器材を購入するか悩んでおりますが、一式買えば最低15万円くらいかかります。もちろん最低の道具はイマイチなのでそこそこな物を揃えると倍はすると思います。

また、道具はとりあえずレンタルで済ますとしても、いざインストラクターさんに同伴して潜ると1日3本で1万5千円2万円越え超える場合もあるし、ボートで遠出すれば更に追加料金になります。道具を一式レンタルしてボートで潜りに行ったら1日で3万円とかですね。

確かに相応の魅力がある体験は出来ますが継続してスキルの向上なども視野に入れて続けるとなると、一般的なお父さんのお小遣いでは厳しいかもしれません。私は底辺サラリーマンの貧乏人ですが、独身だから続けられる可能性があるという感じです。

でも、実際お金持ちの方ばかりではないと思いますので、皆さん苦労して日々の生活で節約してお金を貯めつつ続けているのでしょうね~。もっと手軽にやれる方法もありそうなので、それについては下記に書きます。

私の今後の選択肢

さて、とりあえずラインセンスは取得した私。今後スキューバダイビングをどうするかの選択肢について考えてみようと思います。

  1. リゾートダイバーとして年間数回潜る
  2. スキルの向上は大きく目指さず楽しむレベルに留める
  3. スキルの向上を目指し自分の器材を買う。また更に上級のライセンス取得を目指して目的意識を持って数ヶ月に一度は潜る
  4. 満足したのでやめる

リゾートダイバーというのは年間数回リゾート地で潜るダイバーらしいです。もしかしたらCカード(ライセンス)保持者で数は一番多いかもしれませんね。

後は、色々な所でそこそこの頻度で潜るけど、器材はレンタルでウェットスーツでOKな良い季節だけリフレッシュに楽しむレベルにしてスキューバダイビングを継続して楽しむのもOKかもしれません。

とは言え、潜っていると分かりますが、インストラクターさんと私では同じ景色を観ていても見えている物のレベルが全く異なります。要するにスキルと経験がないので見えているようで何も見えていないのです。なので、自分用の器材を購入して中性浮力の練習をしてスキル向上を目指し目的意識を持って続ける、というのが一番良いような気がしています。

このまま満足してやめてしまえば、ただの思い出が残っただけです。でもある程度までやり込んでスキルを身に付けられれば、残りの人生を彩ってくれる一生の趣味に出来るかもしれません。

スキューバダイビングの現在の課題

まぁ今後どうなるかは分かりませんが、とりあえず続けるとした場合に現在の私の課題について書きます。

まずは先日のアドバンス講習とファンダイビングでの失敗について恥ずかしながら晒します。まずは一番大きなヤバいミス。

  1. ボートからエントリーする際に、インストラクターさんの指示がなく私もその日初めてだったため焦って、レギュレーターも咥えずBCDにも空気を入れず海に飛び込んでしまった

これは本当にヤバいというかアホというか、死にに行くようなものですね。案の定、浮力がないので海水を飲むはマスクは外れそうになるわで酷い目にあいました。いかに自分が自立していないインストラクターのおんぶにだっこ状態なのかが分かります。

ただ、こんな失敗でも良い点があって、

実際苦しくて死ぬ思いしたから、初めて自分で危機意識を持って自己管理する事に気づいた!

人間痛い思いをしないとなかなか身に付かないです。

続いて細かなミスです。

  1. グローブをし忘れた。素手の人もいますが、危ない生物に不意に触ってしまう場合もありますので初心者は必ずグローブをしましょう!
  2. ウェイトを付け忘れそうになった。インストラクターさんが指摘してくれたから気づきましたが、何度も忘れそうになりました。おそらく実際に忘れて痛い思いをする日が来そうな気がしてます
  3. 亀に夢中になって深度が落ちて行ったことに気づかず耳抜きをやり忘れて痛い思いをした。珍しい魚や亀がいても大切な手順やスキルを忘れると事故になるので注意!
  4. マスクの位置が決まらず水中で水が侵入してきて、気持ち悪くて水を出すために鼻呼吸になってしまい水中での呼吸が乱れまくった
  5. 上記なような事があると呼吸が乱れるので空気の使用量が増えます。実際私が残圧100になった状態でも一緒の潜った女性の方は120でした。空気の消費量は人によって異なるのは仕方ないけど、スキルを上げてなるべく無理のない範囲で節約できるようになりたいと思います
  6. 安全停止(海から出る前に5mの深度で3分)で深度が安定せず浮いたり沈んだりして安全停止が適正に出来なかった
  7. インストラクターさんについていってるだけで自分の居場所や目的地など何にも考えず認識せずに潜っている
  8. ダウンカレント(深い深度への急な流れ)など突然のリスクなどへの知識と経験がない

ざっと、思いつくままにミスした事柄を挙げましたが、ここから現在の私の課題が見えてきます。

  1. 器材や道具を正しく使用する
  2. エントリー(海に入る)からエキジット(海から出る)まで、自分の事は自己管理して手順を守って冷静に行動できるようになる
  3. 中性浮力のスキルを向上させる。いつも中性浮力を意識して潜る事が大事!
  4. 水中では冷静に物事を観察して行動する

今後の目標

さて、上記の課題をクリアしつつ、今後の目標についても軽く触れたいと思います。上記の課題は要するに私はスキューバダイビングで最も大切だと思う”自己管理”が出来ていない、自立できていない安全ではないダイバーという事です。

Cカードを取得した時点で本来であれば、バディと2人1組であればインストラクターが居なくても潜って良いのです。実際海外はガイド(インストラクター)はオプションで、ガイドなしでバディと一緒に潜るのが普通だそうです。

日本は基本的にインストラクターと一緒に潜るスタイルが普通になっていますが、安全を自己管理できるダイバーになればインストラクターなしで潜っても何ら問題はないのです。下記は関連するネットの記事です。

https://oceana.ne.jp/safedive-advice15-08

https://www.alies.jp/blog326

https://oceana.ne.jp/buddydive/59259

私はすぐにインストラクターなしで潜りたいという気持ちもないし、インストラクターさんがいればお金はかかるけど楽です。だけど、本当にスキューバダイビングを安全に今後も継続して楽しむためには、セルフダイビング(バディダイビング)が出来る、実際にやってみるレベルを目指したいと思います。

別に危険な海に安く行きたいという意味ではなくて、インスタラクターさんから技術をたくさん学んで(盗んで)、安全なダイバーになりたいな、という意味です。

最後にふと思ったこと

お邪魔します…

海はただそこに後代に広がっているだけ

私たちを迎えてもいないし排除してもいない

マナーを守れば素敵な物を見せてくれるし、間違った関わりをすれば牙を剥きます

そこに感情はない

また、非日常体験も日常になってしまえば感動は薄れる

そうならないためには目的意識や向上心を持って成長しないとつまらない

見えてるようで見えていない更なる海の魅力を気づけるようになりたい…なんてね。

しっかり安全管理出来るようになったら大冒険も安全に出来る!

どうでも良いことでがんじがらめの職場から、勇気を持って一歩スキューバダイビングのちょっとラフで繊細な世界に踏み出せば、結構人生がまた楽しくなるかもね!

とは言え、スキューバダイビングは自己責任のスポーツなので最後は自分で決断してください。不安感が大きい人や水が苦手な人は無理してやる必要もないです。楽しいのはスキューバダイビングだけではありません、他にも自分にあう趣味は必ずあります!無理しないでくださいね。

旅猿のスキューバダイビングの魅力がある旅を紹介

最後に私がスキューバダイビングのライセンスを取得するきっかけの旅猿でスクーバダイビングの魅力溢れる回を紹介したいと思います。

カリブ海の旅(4)ウキウキ編

ダイビングの美しい景色を堪能&東野さんの芸人魂が観れるのは、『カリブ海の旅(4)ウキウキ編』です。岡村さんのダイビング映像が本当にDVDにしては美しい!また東野さんのスモグラー、というか芸人魂を見れます。

レンタルでも良いですが、セル版だと出川さんとつっつんさん(同行ディレクター)の副音声で2度楽しめます!私もこの巻だけ新品でセル版を購入しました。

グアム・スキューバライセンス取得の旅 ワクワク編・ハラハラ編

東野さんがスクーバダイビングのライセンスを取得する旅です。どうやってライセンスを取得するか分からない人は見るとすごく参考になると思います。またTKOの木下さんとの絡みなど旅猿の中でもかなり面白い旅ですよ!

ABOUTこの記事をかいた人

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